緊急自動車

近頃は、重度の患者さん、特に末期がんの患者さんなどは、
悪く言うと病院に見放されて家に戻されてしまう患者さんが増えているそうです。
となると、在宅医療に頼らざる負えず、そういった患者さんのホームドクターとなった医師は、
いつ何時緊急事態で呼ばれるかわかりません。
そこで自宅療養患者の容体が急変した際に医師が駆けつけられる態勢を整えるため、
医師の往診車が1日から、パトカーや救急車と同じ「緊急自動車」として申請できるようになったそうです。
ということは、パトカーなどと同様に公道の優先走行が認められることになるのですね。
もっと早くからこうした態勢ができていれば、少し前に免停をくらった医師のような騒ぎにならなくて済んだのですけどね。